修正手術のドクター選び|失敗しないために確認すべき7つのポイント

二重・目元 くまとり 若返り

今回の記事は

「前回の手術が思うような結果にならなかった…」「もう一度やり直したいけれど、今度こそ失敗したくない」——修正手術を検討している方の多くが、このような不安を抱えています。

修正手術は、初回の手術よりも難易度が高く、より高度な技術と経験が必要とされる施術です。一度変化した組織を扱うため、通常の手術とは異なる判断力と技術が求められます。だからこそ、ドクター選びは初回以上に慎重に行う必要があります。

しかし、「どうやって信頼できる医師を見つければいいのか分からない」という声も少なくありません。この記事では、修正手術を成功に導くためのドクター選びのポイントを、具体的なチェック項目とともに詳しく解説します。

二度目の失敗を避け、理想の結果を手に入れるために、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. 修正手術とは?初回手術との違い
  2. 修正手術が難しい3つの理由
  3. ドクター選びで確認すべき7つのポイント
  4. カウンセリングで必ず聞くべき質問リスト
  5. こんな医師は要注意!避けるべきサイン
  6. セカンドオピニオンの重要性
  7. よくある質問(Q&A)
  8. まとめ

修正手術とは?初回手術との違い

修正手術の定義

修正手術とは、過去に受けた美容外科手術の結果が期待通りでなかった場合や、時間の経過により変化が生じた場合に、それを改善するための再手術のことを指します。

一般的には以下のようなケースが該当します。

  • 二重の幅が左右で違う
  • 鼻のラインが不自然
  • 目の下のくぼみが気になる
  • 施術部位の左右差が目立つ
  • 時間経過で元に戻ってしまった

初回手術との大きな違い

初回の手術は、いわば「真っ白なキャンバスに絵を描く」ようなものです。一方、修正手術は「既に描かれた絵を修正する」作業に近いといえます。

元の組織が一度変化しているため、癒着や瘢痕が生じていることがあります。また、初回で使用した糸や切除した組織により、解剖学的な構造が変わっていることも少なくありません。

修正手術が難しい3つの理由

1. 組織の状態が変化している

初回の手術により、皮膚や筋肉、脂肪などの組織が癒着していたり、血流が変化していたりします。これは、まるで一度折り曲げた紙をもう一度別の形に折り直すようなもので、元の状態に戻すことは容易ではありません。

2. 改善の選択肢が限られる

初回手術で既に切除した組織は、元に戻すことができません。たとえば、二重の幅を広く取りすぎた場合、狭くすることは可能ですが、元の一重に戻すことは困難です。

また、何度も修正を重ねると、組織へのダメージが蓄積し、さらに難易度が上がります。

3. 患者さんの期待値が高い

修正手術を受ける方の多くは、「今度こそは」という強い思いを持っています。しかし、初回の状態や手術内容によっては、完全に理想通りにすることが難しいケースもあります。

医師には、技術だけでなく、現実的な改善の見通しを正直に伝えるコミュニケーション能力も求められます。

ドクター選びで確認すべき7つのポイント

1. 修正手術の専門的な経験があるか

なぜ重要か 通常の美容外科手術と修正手術では、必要とされる技術が異なります。初回手術の症例数が多くても、修正手術の経験が少ない医師では、十分な対応ができない可能性があります。

確認方法

  • 「修正手術の症例数はどのくらいですか?」と直接聞く
  • 修正手術の症例写真を見せてもらう
  • どのような修正ケースを扱ってきたか具体例を聞く

2. 前回の手術内容を丁寧に分析してくれるか

なぜ重要か

修正手術を成功させるには、なぜ前回の結果が満足いくものにならなかったのか、原因を正確に把握することが不可欠です。

確認方法

  • 前回の手術の記録や写真を持参し、詳しく見てもらう
  • 何が問題だったのか、専門的な見解を聞く
  • 改善可能な点と難しい点を明確に説明してくれるか

良い医師は、前回の手術を批判するのではなく、客観的に状況を分析し、その上で最善の解決策を提案してくれます。

3. 正直にリスクを説明してくれるか

なぜ重要か

修正手術には、初回以上にリスクが伴います。「絶対に治る」「完璧にできる」といった保証はできないはずです。

確認方法

  • 起こりうる合併症について説明があるか
  • 改善の限界について正直に話してくれるか
  • デメリットもきちんと伝えてくれるか

リスクを隠す医師よりも、正直にリスクを説明しながら、それを最小限にするための対策を示してくれる医師の方が信頼できます。

4. 複数の選択肢を提示してくれるか

なぜ重要か

修正手術のアプローチは一つではありません。患者さんの状態や希望によって、いくつかの方法が考えられます。

確認方法

  • 一つの方法だけでなく、複数の選択肢を示してくれるか
  • それぞれのメリット・デメリットを説明してくれるか
  • 患者の生活スタイルや予算に合わせた提案をしてくれるか

5. カウンセリングに十分な時間をかけるか

なぜ重要か

修正手術は、初回以上に綿密なカウンセリングが必要です。短時間で終わるようなカウンセリングでは、十分な評価ができません。

確認方法

  • カウンセリング時間が30分以上確保されているか
  • 急かされる雰囲気がないか
  • 質問に丁寧に答えてくれるか

6. 形成外科の基礎トレーニングを受けているか

なぜ重要か

修正手術では、複雑な組織の再建が必要になることがあります。形成外科の基礎トレーニングを受けた医師は、組織の扱いや縫合技術において、より高度なスキルを持っていることが一般的です。

確認方法

  • 医師の経歴を確認する
  • 形成外科や美容外科の専門医資格があるか
  • 研修や学会活動について聞く

7. アフターケア体制が整っているか

なぜ重要か

修正手術後は、初回以上に経過観察が重要です。何か問題があった時にすぐに対応してもらえる体制が必要です。

確認方法

  • 術後の診察回数や期間
  • 緊急時の連絡体制
  • 追加の修正が必要になった場合の対応方針

カウンセリングで必ず聞くべき質問リスト

修正手術のカウンセリングでは、以下の質問をすることをおすすめします。

前回の手術について

  • 「前回の手術の何が問題だったと考えますか?」
  • 「私の組織の状態はどうですか?」
  • 「癒着や瘢痕はありますか?」

今回の修正について

  • 「どのような方法で修正しますか?」
  • 「他にどんな選択肢がありますか?」
  • 「どの程度の改善が見込めますか?」
  • 「改善が難しい部分はありますか?」

リスクと対策について

  • 「どのようなリスクがありますか?」
  • 「それを最小限にするためにどんな工夫をしますか?」
  • 「万が一うまくいかなかった場合、どうしますか?」

技術と経験について

  • 「先生は修正手術をどのくらい経験されていますか?」
  • 「私と似たケースの症例写真を見せていただけますか?」

術後について

  • 「ダウンタイムはどのくらいですか?」
  • 「術後の通院スケジュールは?」
  • 「緊急時の連絡先は?」

これらの質問に対して、丁寧で具体的な回答をしてくれる医師は、信頼できる可能性が高いといえます。

こんな医師は要注意!避けるべきサイン

以下のような特徴がある場合は、慎重に判断することをおすすめします。

❌ 前回の手術を過度に批判する

「前の医者はダメだ」「あそこのクリニックは下手だ」といった批判的な発言が多い医師は要注意です。良い医師は、他院の批判ではなく、現状の分析と解決策に焦点を当てます。

❌ 「絶対に治る」と断言する

医療に「絶対」はありません。過度な保証をする医師は、リスクを軽視している可能性があります。

❌ 即決を迫る

「今日決めれば割引」「すぐやらないと悪化する」など、焦らせるような発言をする医師は避けた方が賢明です。

❌ カウンセリングが短すぎる

10分程度で終わるようなカウンセリングでは、十分な評価ができません。

❌ 質問に対して曖昧な回答しかしない

具体的な質問に対して、はっきりとした答えを避ける医師は、経験不足か、何かを隠している可能性があります。

セカンドオピニオンの重要性

なぜセカンドオピニオンが必要か

修正手術の場合、セカンドオピニオンは特に重要です。理由は以下の通りです。

客観的な評価が得られる

複数の医師の意見を聞くことで、より客観的に自分の状態を理解できます。

治療の選択肢が広がる

医師によってアプローチが異なることがあり、より自分に合った方法が見つかる可能性があります。

医師の質を比較できる

説明の丁寧さ、技術力、相性などを比較することで、より信頼できる医師を選べます。

セカンドオピニオンの受け方

  1. 最低でも2〜3院で相談する 時間とコストはかかりますが、人生を左右する決断です。
  2. 前回の手術記録を持参する 手術内容が分かる記録や写真があれば、より正確な評価が可能です。
  3. 同じ質問をする 各医師に同じ質問をすることで、回答の質を比較できます。
  4. 焦らず決める 複数の意見を聞いた上で、じっくり考えて決断しましょう。

よくある質問(Q&A)

Q1. 前回の手術を受けたクリニックで修正を受けるべきですか?

A. 一概には言えません。同じクリニックで受けるメリットは、前回の手術内容を把握していることです。一方、別の医師の意見を聞きたい場合や、前回の対応に不満がある場合は、他院で相談することも選択肢です。重要なのは、修正手術の経験が豊富な医師を選ぶことです。

Q2. 修正手術は何回でもできますか?

A. 回数に制限はありませんが、修正を重ねるほど組織へのダメージが蓄積し、難易度が上がります。できれば2回目で満足いく結果を得ることが理想的です。

Q3. 前回の手術から、どのくらい期間を空けるべきですか?

A. 一般的には、最低でも6ヶ月程度空けることが推奨されます。組織が安定し、最終的な状態を見極めるためです。ただし、緊急性がある場合はこの限りではありません。

Q4. 修正手術は初回よりもダウンタイムが長いですか?

A. ケースによりますが、初回と同程度か、やや長くなる傾向があります。組織の状態や手術の複雑さによって異なります。

Q5. 遠方のクリニックでも大丈夫ですか?

A. 技術的に信頼できる医師であれば、遠方でも問題ありません。ただし、術後の経過観察や何かあった時のことを考え、通院可能な範囲かどうかも考慮に入れることをおすすめします。

まとめ

修正手術を成功させるためには、初回以上に慎重なドクター選びが不可欠です。

修正手術のドクター選びで確認すべきポイント

  1. 修正手術の専門的な経験があるか
  2. 前回の手術内容を丁寧に分析してくれるか
  3. 正直にリスクを説明してくれるか
  4. 複数の選択肢を提示してくれるか
  5. カウンセリングに十分な時間をかけるか
  6. 形成外科の基礎トレーニングを受けているか
  7. アフターケア体制が整っているか

また、以下の点も重要です。

  • セカンドオピニオンを積極的に活用する
  • カウンセリングで具体的な質問をする
  • 即決を迫る医師は避ける
  • 焦らず、納得してから決断する

修正手術は、前回の経験から「もう失敗したくない」という強い思いがあると思います。その気持ちは当然のことです。だからこそ、時間をかけて、本当に信頼できる医師を見つけることが大切です。

この記事が、あなたの理想の結果を手に入れる一助となれば幸いです。不安なことがあれば、遠慮なく医師に質問し、納得してから施術を受けるようにしましょう。

執筆
院長 田中 龍二
TANAKA Ryuji
RÉ CLINIQUE SENDAI 院長
元 湘南美容外科 仙台院院長
北海道・東北エリア統括医
累計執刀数 15,000件以上

経歴
2015年
・佐賀大学医学部医学科 卒業
・東京大学医学部附属病院 勤務
2017年
・湘南美容外科 入職
・湘南美容外科 横須賀院 院長 就任
2021年
・湘南美容外科 仙台院 院長 就任
・北海道東北エリア統括 医師 就任
2025年
・RÉ CLINIQUE SENDAI 開院

資格・所属学会
・日本美容外科学会(JSAS)専門医
・VASER 認定医

学会発表
・第113回 日本美容外科学会
 クマ治療の他院修正について発表
 「皮膚剥離を行わず下眼瞼脂肪に対するアプローチ」

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