仙台の美容外科医が徹底解説|よくある二重整形後のトラブルと対処法

はじめに

二重整形は、美容医療の中でも特に人気の高い施術のひとつです。マスク生活が落ち着いた今、目元の印象を変えたいと考え、施術を検討される方が増えています。

しかし、「もし失敗したらどうしよう」「腫れが引かなかったら…」といった不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

確かに二重整形は比較的ダウンタイムの短い施術ですが、体質や術後のケアによってはさまざまなトラブルが起こる可能性があります。大切なのは、起こりうるトラブルを事前に知り、適切に対処する方法を理解しておくことです。

この記事では、仙台で美容外科医として日々患者様と向き合う立場から、二重整形後によく見られるトラブルとその予防法・対処法について、わかりやすく解説いたします。施術を検討中の方も、すでに受けられた方も、ぜひ参考になさってください。

目次

  1. 二重整形の基礎知識
  2. 二重整形後によくあるトラブル
  3. トラブルを予防するためのポイント
  4. トラブルが起きたときの対処法
  5. よくある質問(Q&A)
  6. まとめ

参考動画

1. 二重整形の基礎知識

二重整形には大きく分けて2種類あります

二重整形と一口に言っても、施術方法は大きく分けて二つあります。

埋没法は、医療用の極細の糸でまぶたの内側を留めて二重のラインを作る方法です。メスを使わないため腫れが少なく、ダウンタイムも比較的短いのが特徴です。

切開法は、まぶたを切開して二重のラインを形成する方法です。半永久的な効果が期待できますが、ダウンタイムは埋没法よりも長くなる傾向があります。

どちらの方法も、まぶたという非常にデリケートな部位に行う施術です。そのため、術後の経過には個人差があり、まれにトラブルが生じることもあります。

なぜトラブルが起こるのでしょうか

まぶたは皮膚が薄く、毛細血管が密集している部位です。さらに、まばたきによって1日に約2万回も動くと言われています。

このような繊細で動きの多い部位に施術を行うため、体質や生活習慣、術後のケア方法によって、回復の経過に差が出やすいのです。

→当院の二重整形症例

2. 二重整形後によくあるトラブル

腫れがなかなか引かない

二重整形後、最も多くの方が経験されるのが「腫れ」です。

埋没法の場合、強い腫れは通常3日から1週間程度でおさまることが一般的ですが、完全に自然な状態に落ち着くまでには1か月から3か月ほどかかることもあります。

「友人に会う予定があったのに、腫れが引かなくて焦った」というお声をよくいただきます。重要な予定の前は、余裕を持ったスケジュールを組むことが推奨されます。

左右差が気になる

「右と左で二重の幅が違う気がする」というお悩みも少なくありません。

実は、もともと人の顔は左右非対称です。骨格、筋肉の付き方、脂肪の量など、左右でわずかに違いがあるのが普通です。そのため、施術直後は腫れの引き方の違いから、左右差が目立つことがあります。

腫れが完全に落ち着くまで、判断は急がないことが大切です。

二重のラインが消えてしまう

特に埋没法でみられるトラブルが「ラインの消失」です。

埋没法は糸でまぶたを留める方法のため、糸が緩んだり外れたりすることで、せっかく作った二重のラインが元に戻ってしまうことがあります。

例えば、「目をこする癖がある」「コンタクトレンズの着脱で強くまぶたを引っ張る」といった日常の動作が、糸への負担になることもあります。

内出血や痛み

施術中に細い血管に針が触れることで、青紫色の内出血が起こることがあります。多くの場合、1〜2週間程度で黄色く変化しながら消えていきます。

メイクで隠せる程度のことが多いですが、目立つ場合は冷却することで早く改善が期待できます。

感染症のリスク

頻度は低いものの、術後のケアが不十分な場合、傷口から細菌が入り感染症を起こすことがあります。

「赤みが強くなる」「痛みが増していく」「膿のようなものが出る」といった症状がみられたら、自己判断せず早めにクリニックに相談することが推奨されます。

ドライアイや異物感

施術後、一時的に「目がゴロゴロする」「乾燥しやすい」といった症状を感じる方もいらっしゃいます。

これは、まぶたの構造が一時的に変化することで起こる症状で、多くは時間とともに改善していきます。

3. トラブルを予防するためのポイント

信頼できる医師を選ぶこと

最も大切なのは、十分なカウンセリングを行ってくれる医師を選ぶことです。

カウンセリングでは、希望のデザインだけでなく、まぶたの構造、皮膚の厚み、脂肪の量などを丁寧に診察してもらいましょう。「なぜその方法が適しているのか」「どのようなリスクがあるのか」を納得いくまで説明してくれる医師が望ましいといえます。

術後のケアを正しく行うこと

施術後しばらくは、以下のような点に注意することが推奨されます。

  • 冷却:術後48時間程度は、清潔な保冷剤などで優しく冷やすと腫れの軽減が期待できます
  • 入浴:術後数日間はシャワーのみにし、長風呂や激しい運動は控えめに
  • 飲酒:血行が良くなり腫れが悪化する可能性があるため、しばらく控えるのが一般的です
  • 目をこすらない:糸の緩みや傷口への負担を防ぐため、できるだけ触らないようにしましょう

生活習慣の見直し

塩分の多い食事は、むくみを長引かせる原因になります。術後しばらくは、薄味の食事を心がけることもポイントです。

また、睡眠不足や疲労も回復を遅らせる要因になります。十分な休息をとることが推奨されます。

4. トラブルが起きたときの対処法

まずは焦らず、経過を観察する

軽い腫れや内出血は、時間とともに改善していくことがほとんどです。鏡を見るたびに不安になる気持ちはよくわかりますが、まずは深呼吸して、経過を見守ることも大切です。

早めにクリニックへ相談する

以下のような症状がある場合は、自己判断せず施術を受けたクリニックに連絡することが推奨されます。

  1. 痛みがどんどん強くなっている
  2. 赤みや腫れが日に日にひどくなっている
  3. 発熱を伴う
  4. 黄色い膿のようなものが出ている
  5. 視界に異常を感じる

早期の対応が、トラブルの長期化を防ぐ鍵となります。

セカンドオピニオンの活用

施術を受けたクリニックの対応に納得がいかない場合は、別の美容外科で意見を聞くという選択肢もあります。冷静な判断のために、複数の専門家の意見を参考にすることも有効です。

5. よくある質問(Q&A)

Q1. 腫れを早く引かせる方法はありますか?

A. 術後48時間は冷却、その後は温めるのが一般的に推奨されます。塩分を控えめにし、十分な睡眠をとることもむくみの軽減につながります。

Q2. 二重整形後、いつからメイクができますか?

A. 施術方法によりますが、埋没法では翌日からアイメイク以外は可能なことが多く、アイメイクは1週間ほど控えるのが一般的です。詳しくは施術を受けたクリニックの指示に従いましょう。

Q3. 二重のラインが消えてしまった場合、再施術は可能ですか?

A. 多くの場合、再施術は可能です。ただし、まぶたの状態によって最適な方法は異なるため、医師との相談が必要です。

Q4. コンタクトレンズはいつから使えますか?

A. 埋没法では翌日から、切開法では抜糸後からが目安となることが多いですが、クリニックの指示に従うことが大切です。

6. まとめ

二重整形は、目元の印象を大きく変えられる施術ですが、まぶたという繊細な部位を扱うため、さまざまなトラブルの可能性があります。

大切なのは、

  • 起こりうるトラブルを事前に知っておくこと
  • 信頼できる医師を選ぶこと
  • 術後のケアを丁寧に行うこと
  • 異変を感じたら早めに相談すること

の4点です。

不安を抱えたまま施術を受けるのではなく、十分な情報を持ったうえで決断していただくことが、満足度の高い結果につながります。

仙台で二重整形をご検討中の方は、ぜひ複数のクリニックでカウンセリングを受け、ご自身に合った方法を見つけてくださいね。皆様の不安が少しでも軽くなれば幸いです。

▼詳しくは当院の施術ページをご覧ください
二重埋没
二重切開法

→田中 龍二医師のInstagramで症例を見る

執筆
院長 田中 龍二
TANAKA RYUJI
RÉ CLINIQUE SENDAI 院長
元 湘南美容外科 仙台院院長
北海道・東北エリア統括医
累計執刀数 15,000件以上

経歴
2015年
・佐賀大学医学部医学科 卒業
・東京大学医学部附属病院 勤務
2017年
・湘南美容外科 入職
・湘南美容外科 横須賀院 院長 就任
2021年
・湘南美容外科 仙台院 院長 就任
・北海道東北エリア統括 医師 就任
2025年
・RÉ CLINIQUE SENDAI 開院

資格・所属学会
・日本美容外科学会(JSAS)専門医
・VASER 認定医

学会発表
・第113回 日本美容外科学会
 クマ治療の他院修正について発表
 「皮膚切除を伴う下眼瞼脂肪に対するアプローチ」

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