クマ取り失敗?取りすぎた脂肪は修正できる?仙台でのクマ取り修正について
くまとり治療は、近年「仙台」でもよく知られる美容施術となり、気軽に受けられる印象があります。
しかし実際には症状に応じた診断が非常に重要で、治療方法を誤ると凹み・影・外反・しこりなど、仕上がりに違和感が出ることもあります。
特に「仙台 クマ取り」で検索される方の多くが
「脱脂したのに影が消えない」
「不自然な凹みが気になる」
「修正できるのか知りたい」
といった不安を抱えています。
この記事では、仙台で増えているクマ取り修正の原因と治療の選び方をわかりやすく解説します。
【なぜ失敗が起こる?】仙台でも増えているクマ取り修正の背景
目の下の脱脂術(クマ取り)は美容医療の世界に飛び込んできたばかりの新人の先生が最も最初に経験する手術の一つとなっており、正しい診断や正しい手術ができないままに手を付けてしまうのが現状となっています。
- 正しい診断がされていない
- 本来適応でない症例に脱脂が行われた
- 脂肪の取りすぎ/取り残し
- 靭帯・皮膚・筋肉の状態を見落とした
といった理由で、仙台でもクマ取り修正の相談が増えています。
結果として、次のような悩みが生じます。
①目の下が凹んで影ができた
②ふくらみが残っている
③しこりができた
④しわが増えた
⑤あっかんべーした状態に見える
ここからは、それぞれの原因と対応方法を解説します。
①目の下が凹んで影ができた
凹みの原因は主に3つです。
脂肪を取りすぎてしまった場合
眼窩内脂肪というものは実は眼球を取り囲むように上から下まで存在しており、眼球のクッションのような役割を果たしています。
そのため、脱脂を行う際には適切な量を除去することが非常に大事です。
解剖をうまく出さずに脂肪を探しに行くと、必要でない場所から必要以上に脂肪を除去してしまいます。
その結果、腫れが落ち着いてくると全体的にかえって凹んだ印象になることがあります。
靭帯が影の原因だったケース
目の下の靭帯が強い症例に脱脂してしまう、いわゆる診断ミスのような状態です。
凹みの原因となる靭帯が強いケースでは脱脂ではなく、ハムラ法などの靭帯を解除して脂肪を動かすことで平坦化を図る手術が適応となります。
そのため、脱脂術自体がうまくできたとしても凹んで見えてしまうのです。
下まぶたの緊張低下
皮膚や筋肉の緊張が弱いと、少量の脂肪除去でも凹みが生じることがあります。
修正方法
- 脂肪注入(ナノリッチなど)でボリューム補正
- 必要に応じてヒアルロン酸やベビーコラーゲンなどのフィラー材を注入
- 下まぶたの余剰皮膚切除や筋弁固定で緩んだ組織をサポート
複合的な治療が必要になることも珍しくありません。
②ふくらみが残っている
ふくらみが残る原因としては、
・脂肪がうまく取れていない
・ハムラ法で動かした脂肪の固定が外れしまった
などが考えられます。
修正方法
- 追加で脂肪を切除
- 脂肪の再固定
③しこりができた
これは脱脂術と併用して脂肪注入やフィラー材を併用した場合に起こりえます。
一度できたしこりは自然と消失するのは難しいため、外科的な切除などが必要となります。
④しわが増えた
これは織り込み済みのリスクではありますが、瞼の結膜側から脂肪にアプローチする場合にはどうしても皮膚の緊満感がなくなってしまうため、皮膚や筋肉の伸びが強い人は小じわが目立つことがあります。
修正方法
- 皮膚側の切開
- スキンケア治療の併用
⑤あっかんべーした状態に見える
これはもっとも避けるべきクマとり手術後のお悩みとなります。
原因は二つで、
・術前から筋肉の緊張が極端に低下している
・皮膚の取りすぎ
このケースは修正が非常に困難で、手術自体の難易度も高く、修正手術を受けてもらえないこともあります。
修正方法
- 眼輪筋弁の吊り上げ
- 耳介軟骨移植
- 皮膚移植
など複数の手術を組み合わせる必要がある場合もあります。
【結論】クマ取り修正は「正しい診断」が最重要
クマ取り修正は、複数の原因が重なるケースが多いため、経験豊富な医師の診察が欠かせません。
誤った治療を続けると状態がさらに悪化してしまうこともあり、慎重な判断が必要です。
また、ほかにも手術の副作用として血種による視力の低下や筋肉損傷による複視(焦点が合わず物が二つに見える)などのリスクがあることも理解しておきましょう。
【仙台・東北でクマ取り修正を検討中の方へ】
「仙台 クマ取り」と調べてここにたどり着いた方は、
「自分の状態をしっかり見てもらいたい」という思いがあるかもしれません。
クマ取り修正は、まず原因の特定がすべてです。
少しでも不安があれば、お気軽にご相談ください。
当院の特徴
- カウンセリング無料
- 仙台で他院修正の相談多数
- あなたに合った修正方法をご提案
まずは一度、ご自身の状態を医師に見せてみませんか?
適切な治療選びが、納得のいく仕上がりへの第一歩です。

執筆
田中 龍二 医師
TANAKA Ryuji
RÉ CLINIQUE SENDAI 院長
元大手美容クリニック 仙台院院長
北海道・東北エリア統括医
累計執刀数 15,000件以上
経歴
2015年
・佐賀大学医学部医学科 卒業
・東京大学医学部附属病院 勤務
2017年
・大手美容クリニック 入職
・大手美容クリニック 横須賀院 院長 就任
2021年
・大手美容クリニック 仙台院 院長 就任
・北海道東北エリア統括 医師 就任
2025年
・RÉ CLINIQUE SENDAI 開院
資格・所属学会
・日本美容外科学会(JSAS)専門医
・VASER 認定医
学会発表
・第113回 日本美容外科学会
クマ治療の他院修正について発表
「皮膚剥離を行わず下眼瞼脂肪に対するアプローチ」